塾講日記

Last Update: 2007年01月02日

07月01日

中学校で講演会

いつの間にか7月になってしまいました.早いですねえ.

「中学生からの勉強法」が発売になり,アマゾンでの売り上げも好調みたいです.昨日からずーっと500位以内にいるんですね.まだお買い求めでない皆様も是非手に取ってみてください.勉強のヒントがちりばめられているはずですから.



先週の木曜日に,伊豆にある中学校に行ってきました.その中学から,塾について話をしてもらいたいという要請があり,おしゃべり好きの私が行くことになったんです.塾(あくまでも私が勤めている塾)の基本方針や,学力向上のための方策,勉強する意欲を高めるための施策などについて1時間ほど講演をしてきました.

学内研修の一環として塾講の話を聞いてみようということになったようですが,ひょっとしたら,これってすごいことかもしれません.一般論として,学校の先生は塾というものを快く思ってはおらず(そうじゃない方もいらっしゃると思いますが),極端に言えば,お互いに「敵対関係」にあるという感覚だと思っていました.それが,塾での生徒の育て方を聞いて,今後の生徒指導の参考にしようというのですから,やっぱりすごいことですよね.

私の塾で大切にしていること(基本の重要性・復習の重要性・学習習慣を身につけることの重要性)を中心に1時間ほど
お話をさせていただき,そのあと30分ほど質疑応答,応接室に戻って20分ほどもう少し話をしたいという先生方と個別にお話をさせていただきました.皆さん熱心で,この学校で学んでいる中学生は幸せだなあと思ったしだい.

学校でも塾でも同じだと思いますが,ひとくくりにしてしまうというのは本当に危険なことで,「公立中学だから・・・」とか「たかが塾なんだから・・・」という判断をしてしまっては,せっかくの「学び」の機会を失うことになってしまうと思います.公立中学でも,私がうかがった中学校のように,参考にすべきことは塾でやっていることでも参考にしようとするところもあるのですし,また,中学校の中でも学力向上を願う素晴らしい先生方がいらっしゃるんですよね(小河先生や本多先生はまさにそういった先生方ですよね).

塾の中にも,ただ単に受かればいいと考えているわけではなく,本当の意味での学力を身につけさせてあげたいと願って授業をしているところだってあるんです.言い換えれば,「わかることってこんなに楽しいんだ」って実感してもらうために,一生懸命準備をして語り口を考えて,板書を工夫して,解く問題を吟味して授業を行っている塾もあるんです.

なんだか話がそれてしまいましたが,先日訪問した中学校の先生方からは「いかにして生徒を育てていくか」を真剣に考えているんだということをひしひしと感じることができました.私にとってもすごくいい経験だったと思います.

この経験が,生徒たちに還元できるようにまた頑張ってお勉強をすることにします.

 
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